笑えてくる程の酷いレストラン
美味しい晩御飯が食べたい
千葉県某所に開店してから10数年は経つであろうレストランがある。ずっと気になっていたのですが、なかなかタイミングが合わず行けなかったのですが、先日たまたま来店にこぎつけました。が!もうね…酷過ぎて笑えてくるレベルでした。
名前からしてイタリアンレストランなのですが、メニューを見ると生姜焼きがあったりしてアレ?という感じ。本日のおすすめメニューも色褪せているし、これはイマイチかもなぁ?という印象です。
ワインはあまり好きではないので、ワインリストには目もくれず、飲み物は生ビール、おすすめメニューから本日の魚のカルパッチョ、豚の骨つきスペアリブのワインソース(パン&スープセット)、通常メニューからベーコンとトマトのスパゲティをオーダー。
まさかのビール
早速出てきた生ビールはジョッキの半分以上が泡の物が1杯。もう1杯は4割チョイが泡という状態で「お待たせしました」の声と共にテーブルに置こうとしたので、「えっと…スミマセンが、本気でそれを提供しようと思ってます?」と声を掛けてしまいました。若い店員さんは何を言われたのか全く意味が分からない様子。「とりあえず上の人に確認した方が良いですよ?」と伝えましたが、それでも何に対して言われているのかは理解出来てない様子でした。
たまたまビールを注いでいる姿がテーブルから見えたのですが、サーバーの使い方をマスターしていないようで、最初から泡だらけで酷い状況でした。少し時間を置いて注ぐのですが、8割泡の状態からちゃんとしたビールにするのは泡切りしないと無理じゃないかな?と思いながら見ていました。泡切りもせず時間を置きサーバーと格闘した結果、5割チョイが粗い泡の状態で持ってきた訳です。
その後、店長と思われる人に「本気で提供しようと思ってます?って言われたんですが…」と若い店員さんは確認に行きましたが、店長と思われる人は「泡がチョット多いなー」と言っています。声を掛けるまでに少し時間が掛かっていたので、提供された時に比べ泡は少ない(とはいえ4割強は泡)状態でしたが、チョットか?それ。
店長と思われる人が注ぎなおしますが、新しい物を作る訳では無く継ぎ足しで。改めて出てきたビールはそれなりの状況でしたが、泡は粗いしナンダカナーという感じ。でもサーバーは綺麗に清掃されているようで、ビール自体は旨かったのが救い。
でもこれお客さんに出すビールじゃないよ。安い居酒屋じゃなくてレストランなんだから…。注ぎ方含め、色々指導してない感じを受けました。新人さんなのかも知れないけど、それなら余計にレストランでビールを注がせたらダメだと思うんだけど、改めて出てきたビールを見ると全然気にしないんだろうな。
料理が出てくる
カルパッチョが運ばれてきました。ビンチョウマグロとの事。漁港がある場所ですが、マグロ揚がったっけ??もうね、嫌な予感しかしません。一枚口に入れると一部シャリシャリという食感が…。コレ凍ってるよー!!掛かっているソースも水っぽく、塩気も油っ気もゼロ。素材の味が生きています。なんだこれ?この料理の正解が分かりません。この時点でメインもダメだろうな…という諦めの境地でした。漁港のある場所で「本日の魚のカルパッチョ」を謳うなら、生魚で出てくるとばかり思っていたけれど、勝手な思い込みだったようです。
間もなくスパゲティが運ばれてきましたが、かなり細い麺でスパゲティでは無いよね?コレ。フェデリーニじゃないのかなぁ?という細さ。トマトの味はものすごーく薄い。これもまた「正解はどこ?」という感じ。というか店名からしてイタリアンレストランなんだけど、麺の種類すら合ってないのはどうなんだい?同時に提供されたスペアリブは常温。アルコール感が残るソースも正解なのだろうか?食べるモノ全てが頭の中で「???」が点灯しました。
店選びの時点では、デザートも期待していたんだけど、こんな状況では確実に美味しい物が提供されるとは到底思えないので、デザートは頼まずに退店しました。帰り際に店長らしき人に「あ、ビールすみませんでしたね」と軽い感じで言われましたが、気になるのはそこだけじゃないよ?個人的には全部イマイチだよ?繁忙期以外でも地元のお客さんがそれなりに入っているようなので気づいてないんだろうな…。
という訳で
こんなお店に出会いましたよ…という個人的なメモ。あまりの酷さに一枚も写真撮らなかったけど、全部記録しておけば良かったなぁ。食べ物紹介サイトで☆が3以上ある店でしたが、自分だったら1つも付けたくないレベルでした。