何とかなるさ♪

日々の雑記。たまには役立つ情報などを発信中。

「漫画 君たちはどう生きるか」を読んで

話題になっていた「漫画 君たちはどう生きるか吉野源三郎(著)・羽賀将一(イラスト)を読んでみて小説との違いなど。

先日、小説「君たちはどう生きるか」を読みましたが、続いて漫画の方を読んでみました。「漫画」となっていますが、文章が非常に多いですね。文章は小説からの抜き出しで、漫画になっている部分も小説では文章として書かれています。

今から読まれるのであれば、漫画の方だけでも内容は十分に網羅されていますし、字だけでは想像しにくい部分も絵がある為に分かりやすいと思います。要所に出てくる「叔父さんのノート」は漫画にハメ込まれてはいますが、文章でそのまま書かれていますので、全然漫画じゃないじゃん!と漫画と思って読んだ子供は怒るかも知れませんが…。

小学校高学年以降であればある程度理解できる内容かと思いますが、中学生以上ぐらいがオススメかなぁ。文体も固いので小学生だと漫画部分しか読まないかも…。大事な事が書かれているのは叔父さんのノートの部分なんですけどね。

人と人との繋がりや、自分の生き方を自分で決める素晴らしさなど、かなり道徳的な話なので退屈に感じるかも知れませんが、若いころに一度読んでおくには良い本かも知れません。